男の色気
ライアン・カブレラがデビューした時は、
男性アイドルならではの
「カッコよさ」だったり「かわいさ」
というのではなく
色香というものを強く感じた
整った顔立ちはもちろん
訴えかけるように見つめてくる瑠璃色の瞳
ギターを奏でる細くて長いしなやかな指
袖からチラリと見える健康的な前腕
そして、なんとも色っぽい歌声
この”True”を発表した当時は
20代前半ながら、醸し出す男の色気と、メジャーデビューして間もない初々しさというものが
絶妙に混ざり合っていて
ライアン・カブレラの天性のアイドル力というのか
実力には度肝を抜かれた
ルックスだけじゃない
今でこそ年をとってしまったが
デビューしたばかりの頃は「美しいロッカー」と称えらていた
甘いルックスに加え、甘い歌声
アコースティック・ギターを璃々として演奏する姿も美しかった
彼をプロモートしたプロデゥーサー達も有能で
ライアン・カブレラの魅力を十分に伝えてくれた
売り出しのコンセプトも分かりやすく
人気が出るのは当たり前であった
「ライアン・カブレラ」というシンガー・ソングライターは
瞬く間にファンの心を虜にしていった
主役がはっきりしていて
彼の声を魅せるためだけに演奏があるように感じた
この「True」なんかは、特にそのような構成だと思う
余計な演奏・・・彼を遮るものは一切なく
透き通った声からの
少し枯れるセクシーな彼の声の余韻を十分堪能できる
リズムすらギターで打っているし
漏れ出す吐息も耳元で聞こえるようだ
落ち着いたギターから始まり
徐々に盛り上げ
中盤でのギターのアルペジオと彼の声とのダブルアッタクは
キュンキュンします
惚れてまうわっ!
さあ!彼の声に溺れるがいいっ!!
確実に名曲です。是非聴いてみてください
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